念願かなった営農スキルを生かせる仕事。
「農福連携」に全力を傾けています。
業務リーダー 職業指導員
| 氏名 | 藤田博之 |
|---|---|
| 入社 | 2015年9月 |
| 所属 | 障害者支援施設 旭光園(農福連携担当) |
| 経歴 | 青森県営農大学校卒業。弘前市内の企業に約7年間勤務しつつ、実家の農業を手伝っていたところ、知人の紹介を機に七峰会へ入社。 |
将来の不安と「農業への想い」が重なった、想定外の転機
前職では約7年間、主に配達などの業務に携わっていました。仕事自体は安定していましたが、冬場の雪道でも運転しなければならず、生涯を通じて働き通せる職場かと考えると、その実感はありませんでした。県営農大学校で本格的に農業を学び、会社勤めの傍らで実家のリンゴやトマト農家を手伝ってきた自分にとって「いつか大好きな農業の知識やスキルを本腰を入れて活かせる場所はないだろうか」という想いも、胸の奥にはありました。
そんな時、七峰会に勤める知人から「法人で新しく『農福連携(農業×福祉)』に力を入れるにあたって、畑を任せられる人材を探している」と声をかけられました。福祉の世界は完全に未経験でしたが、障害を持っている身内がいたこともあり、抵抗感はありませんでした。何より「自分のこれまでの経験が100%活かせる、これだ!」と感じましたね。迷うことなく二つ返事で、この世界に飛び込む決断をしました。
好きなことが仕事になる環境
まったく違う業界からの転職でしたが、不安はありませんでした。なぜなら、七峰会という組織が「福祉未経験の私」ではなく「営農経験者としての私」の価値をしっかりと見て、必要としてくれたからです。
実際に入職してみて、最も驚いたのは待遇面の手厚さでした。実は転職前、世間のイメージに引っ張られて「福祉業界は少し給与が低めなのかな」という先入観を持っていたんです。しかし、結果的にそれは誤解でした。各種手当やボーナスなどの制度が非常に充実しており、給与面は前職時代よりも良くなっています。
労務管理も徹底されています。朝は利用者さんの送迎などで8時から勤務をしますが、夕方は17時の定時退勤が基本。残業はほぼありません。スケジュールも職員間でしっかり共有・調整できるため、自分の時間が格段に持ちやすくなりました。自分の好きな農業に全力で打ち込めて、収入も上がり、プライベートの時間も豊かになる。なにより「趣味は農業」と言える自分にとっては、絶好の環境で働いていると言っていいでしょう。
農業を通じた地域課題解決にも挑む
前職時代は基本的に個人での仕事が中心でしたが、七峰会に入ってからはチームで働いています。1人の利用者さんに対して、職員全員があらゆる角度からアプローチを考え、一丸となってサポートしていく。その姿勢に自分自身も救われてきました。福祉の知識がなかった私に対し、先輩や上司が障害特性について手厚く教えてくれたり、専門の研修へ積極的に行かせてもらえたりしたおかげで、未経験からでも楽しく、安心して仕事を覚えることができました。
現在は、5アールの畑で、利用者さんたちと一緒にブランドメロンである「つがりあんメロン(アムさん、アーバンデリシャス)」をはじめ、トマト、ネギ、オクラなど年間6〜7品種の野菜を栽培しています。農作業を細分化し、利用者さん一人ひとりの特性に合わせて仕事を提供していくのですが、これまでできなかった作業がいつしかできるようになっていく、その「成長の姿」を間近で見られる喜びは格別です。そして、自分たちが一生懸命に作った作物が店頭に並び、「売れていく喜び」を利用者さんと分かち合えることが、この仕事の最大の醍醐味だと感じています。
いま、地域の農業は担い手不足による離農や、耕作放棄地の増大という深刻な課題に直面しています。私たちはただ福祉のケアをするだけでなく、七峰会という大きな組織力を活かして地域の農業を下支えしているという強い自負があります。今後は畑の規模を2〜3ヘクタールまで拡大し、さらに地域へ貢献していきたい。トータルサポートを展開する七峰会だからこそ描ける展望だと思います。
七峰会で働くことを検討中の皆さんへ
七峰会には、障がい者支援、障がい児支援、高齢者福祉を中心に、私たちの取り組む就労支援、農福連携など多角的なフィールドで働く環境が存在します。だからこそ、「福祉の勉強をしてこなかったから」と身構える必要は一切ありません。逆に、私のように違う業界で培ってきた専門スキルや強みが、大きな武器になります。
「福祉の知識はないけれど、大好きなことがある」「自分が培ってきた経験を、誰かの人生や地域のために役立てたい」――そんな熱い想いを持った方なら、何も心配いりません。万全のサポート体制を用意して、皆さんの第一歩をお待ちしています。ぜひ一緒に、新しい福祉の形をつくっていきましょう!






